TOKYO MIDTOWN AWARD デザインコンペは、東京ミッドタウンが主催。才能あるデザイナーやアーティストとの出会い、応援、コラボレーションを目指し、39歳以下を対象に作品を募集。受賞・入選後は東京ミッドタウンが実現化(商品化・イベント化等)を支援。「歌舞伎フェイスパック」「浮世絵ぷちぷち」などのヒット商品が生まれている。
TOKYO MIDTOWN AWARD アートコンペは東京ミッドタウンが主催で2008年に開始。街の開発コンセプトである「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を基軸テーマとし、39歳以下を対象に作品を募集。入選者には制作補助金と展示スペースが提供され、受賞すると東京ミッドタウンが開催するイベントで発表の場が設けられる等の支援がある。
KOKUYO DESIGN AWARD は、使う人の視点で優れたデザインを募り商品化を目指す、プロダクトデザインの国際コンペ。主催はコクヨ株式会社。 2002年に始まり、毎年テーマを変えて開催されている。MoMaコレクションにもなった「カドケシ」をはじめ、「なまえのないえのぐ」「和ごむ」「Stoop」などのヒット商品を生んできた。近年では、既存の文具の枠にとどまらない商品も受賞している。
ザッカデザイン画コンペティションは、製品化を前提としたファッション雑貨のデザイン画を募集するコンペ。30年以上の歴史を持つ、東京都台東区の地場産業の活性化を目的とした事業「台東ファッションザッカフェア」の一環として開催されている。毎年、業界の有名バイヤーなどをゲスト審査員に迎えて実施。大賞以下各部門の最優秀賞受賞作品は産地メーカーによって製品化されるほか、老舗百貨店「松屋銀座」バイヤーが審査する賞を受賞すると、松屋銀座本店での販売機会が得られる。
富山デザインコンペティションは商品化を前提に、富山県の地場産業の振興とデザイナーの支援を目的とするデザインコンテスト。主催はデザインウエーブ開催委員会(富山県、富山市、高岡市)。 1994年に始まり、テーマ設定、実施方法、審査方法、審査員などを変革し続けている。美しさや機能性だけでなく、地場の技術を使った製法や価格、市場の開拓、流通システムなどの視点で審査。企業、デザイナー、主催者のひとつである富山県総合デザインセンターが協働し、これまでに30点以上を商品化している。
学生限定・立体アートコンペAACは若手アーティストの発掘・支援・育成を目指す、学生限定のコンペティション。主催は株式会社アーバネットコーポレーションで、同社開発マンションの共用部分に展示する立体アート作品を募集する。最優秀作品は買い上げられて恒久展示されることが大きな魅力だ。2001年に始まり、毎回著名なキュレーター、アートコーディネーターなどを招聘して審査している。書類審査の通過者には制作補助金と運搬費が支給され、最終審査では、実制作した作品を展示場所に仮設置してプレゼンテーションする。
1956年に創設された現代絵画の賞。将来性ある才能の発掘を目的に、40歳以下を対象としている。主催は出光昭和シェル
2012年以降の作品展は国立新美術館で開催。過去の受賞・入選作家のさらなる活躍を支援する制度「シェル美術賞 アーティスト・セレクション(SAS)」では、展示機会を設けるなどの活動サポートも行っている。
CSデザイン賞は、カッティングシート®を使用したデザインアワード。主催はカッティングシート®生みの親である株式会社中川ケミカル。実際に施工された事例を募集する「一般部門」と、<カッティングシート×デザイン>をテーマにデザイン提案を募集する「学生部門」の2部門で構成される。 開催は2年に1度のビエンナーレ方式。1980年代、街の景観と素材の関係に危惧を感じ、適切で創造性に優れたデザインを社会で共有する活動が急務と考えた主催者が、1982年の第1回から多くのデザイナー・建築家の協力のもとで実施している。